ハイ!ど~も、バンディーです!!
今回はバンディーがどんでん返しミステリーにハマる様になった作品のひとつ【ハサミ男】を紹介したいと思います!!
映画化もしてるので原作読んでから観る事をおススメします!!
タイトルが絶妙なんじゃ~!!
概要
- 作品名:【ハサミ男】
- 作者:殊能将之
- 発行日:1999年8月5日(単行本)
- :2002年8月9日(文庫本)
- 発行所:講談社
あらすじ
美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作!
引用:講談社BOOK倶楽部
目を惹くタイトル
バンディーが初めて書店で【ハサミ男】を見かけた時「なんじゃ?ハサミ男って! タイトルダサすぎ(笑)」って思ってしまい全く読もうと思わなかったのですが、何回か目にする機会が多くまたハサミ男かよ!!ってなったんですが【ハサミ男】ってタイトルが妙に頭に残りついついあらすじを読み面白そうだったので購入しました。
読書前:「ハサミ男www」
読書後:「・・・・ハサミ男おもしれ~じゃないか!!笑ってごめんね」
今までは我孫子武丸の【殺戮にいたる病】、歌野晶午の【葉桜の季節に君を想うということ】
以前紹介した三津田信三の【首無の如き祟るもの】みたいな凝ったタイトルが多いのですが、
シンプルイズベスト!【ハサミ男】はこのタイトルだからいいと読後改めて思いました。
作品を巧く表しているタイトルのいい例ですね!!
バンディー的感想
この小説をあまり詳しく書くとネタバレになるので説明するの難しいですね~!
物語は主人公【ハサミ男】の視点と【警察】の視点で話が進んでいきます。
【ハサミ男】の手口を真似した犯人は一体誰なのか、殺人犯が自らの模倣犯を捜査していくというユニークな展開で物語が進んでいきます。
警察の方も捜査を進めていき【ハサミ男】の足取りを追っていく中で新たな容疑者を見つけた所から物語は加速していきます。
この2つの視点が交わるときついに【ハサミ男】の正体を突き止めるが・・・・
後半に入ると物語は一気にひっくり返ります!!!
バンディーも最初読んだ時は『えっ!?!?・・・・・・一回落ち着いてよく考えよう・・・』
興奮した自分自身を落ち着かせながら最後まで読んでいたのですが、最後の最後まで楽しませてくれる作品でした!!
少し前半はテンポがスローですが後半はジェットコースターの様に物語が進み始めるのでそこまでは我慢ですね!!
冒頭にも書きましたが【ハサミ男】映画化もされてますね!どのように映像で再現されているのか?気になる人は観てみてはいかがでしょうか?
バンディーは原作を観てから映画を観た方がいいと思います!
『原作の衝撃には勝てないと思うので(笑)』
ミステリーと言えば犯人が最初に判明した状態で物語が進む『倒叙ミステリー』や密室で殺人が起こる『密室ミステリー』や論理で謎を解決していくミステリー等々色々なジャンルがありますね!
なかでもやっぱりバンディーは『どんでん返しミステリー』は断トツで好きですね~!騙される喜びが最高です!
まだミステリー読んだ事ない方は『どんでん返しミステリー』から入るのもアリだと思います!!
【ハサミ男】
バンディー的オススメ度
★★★★★★★★☆☆