ハイ!ど~も、バンディーです!!
今回紹介する映画はクリント・イーストウッド監督兼主演作品【グラン・トリノ】を紹介していきます!
最近の記事でも紹介したばかりですが、別のイーストウッド作品【運び屋】もいい作品でした!だんだんとイーストウッド作品にハマりつつあるバンディーです(笑)
【運び屋】の感想はこちらです!!
格好良すぎる老人の生きざま
概要
- 作品名:【グラン・トリノ】
- 公開日:2008年12月12日
- 監督:クリント・イーストウッド
- 主演:クリント・イーストウッド、ビー・ヴァン
- ジャンル:サスペンス、ドラマ
- 製作国:アメリカ
あらすじ
朝鮮戦争の従軍経験を持つ元自動車工ウォルト・コワルスキーは、妻に先立たれ、愛車“グラン・トリノ”や愛犬と孤独に暮らすだけの日々を送っていた。そんな彼の隣家にモン族の少年タオの一家が越してくる。ある事件をきっかけにして心を通わせ始めたウォルトとタオだったが、タオを仲間に引き入れようとする不良グループが2人の関係を脅かし始め……。
引用:映画.com
予告
孤独の頑固爺さんの変化
今回紹介する【グラン・トリノ】は以前紹介した【運び屋】から約10年ぐらい前の作品なので主演のクリントイースト・ウッドが若く見えます!(笑)それでも80歳前後なので驚きです!!華がありますね!バンディーが80歳になっても確実にこんなカッコいい爺さんにはなっていないと思いますね!!
物語は最愛の妻が亡くなりアメリカの葬式?のような場面から始まるのですが主人公ウォルトの孫や息子たちや神父に対する口ぶりや仕草態度でかなり頑固な人物だという事が伺えます!!
【グラン・トリノ】には白人・黒人・アジア人・イタリア人等々様々な人種が登場しており、映画の中でも人種差別の問題も描かれており、主人公ウォルトもアジア人には『イエロー』や『米食い猿』的な侮蔑した言葉や『ブラック』や『イタ公』等かなり口が悪い爺さんであります!
もともとウォルト朝鮮戦争の従軍経験があるのでそういったアジア人に対し厳しく当たったりしている部分もあるのだと思います!絡まれている人を助ける為にギャングに対しても臆することなく立ち向かい銃を突きつけ威嚇するなどかなりファンキーな爺さんだなと感じました!!以前紹介した【運び屋】の主人公も元軍人だった描写があるのでイースト・ウッド自体退役軍人に対する想いがあるのかもしれませんね!
しかしそんな頑固な爺さんも隣に引っ越してきたモン族の家族とある出来事がきっかけで段々と打ち解けていく事になるんです。主人公の心情の変化がこの映画のキモ!ってぐらい感情の変化が観ていてストレートに伝わってきました!!
驚愕のラストの展開
もう一人の主人公と言っても言いぐらい隣人の少年タオとのやり取りが観ていてホッコリしましたし、徐々に歳は離れていますが、『親子でもあり師弟関係でもあり友人でもある』そんな不思議な関係性が観ていて楽しかったですがその分ラストにその関係性が響いてきます・・・
ギャングからタオの一家を守る為にウォルトは行動を起こすのですが、その覚悟と想いに驚愕のラストがお訪れ胸をバンディーは打たれました!神父との関係性の変化はかなりヤラレました!!
最後の行動の意味合いはキリスト教の宗教観が関わった来るのでバンディーは100%理解したつもりでは無いですが、問題なく理解する事は出来ました。海外は宗教は身近にあるので映画等にも深く関わってくることがあるのですが、日本はほとんどそういった文化があまりないので稀に観ていて『???』ってなる時がありますがやはりそういった世界の事も少しは勉強しないといけないと感じましたね・・・その方がより一層映画を理解する事が出来る気がします!!
最後に
映画のタイトルになっている【グラン・トリノ】って一体どういう意味なんだろう?と思っていたのですが劇中でも説明があるのですが車の名前なんですね!?
しかも主人公が大切にし所有しているヴィンテージカーで映画の中でも重要役割を果たしています!!
映画のラストにニンマリする展開で関わってきますが、バンディー的にはタイトルにもなっているので【グラン・トリノ】をもう少しだけでも深く掘り下げ登場するシーンがあっても良かったかな?と最後に少しだけ気になった点を述べておきます。
なんだかんだで今のところクリントイースト・ウッド作品ハズレは無いので他の作品も観てみようかなと思います!やっぱりクリントイースト・ウッドはレジェンドですね~!!
【グラン・トリノ】
バンディー的オススメ度
★★★★★★★☆☆☆