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行動監視班の活躍を描いた韓国映画【監視者たち】ネタバレ無し感想!!

ハイ!ど~も、バンディーです!!

今回紹介する作品は韓国のサスペンス映画【監視者たち】をネタバレ無しで紹介していきます!!韓国映画は【パラサイト 半地下の家族】といった傑作が現れるから侮れませんね~!!

新たな視点の捜査員を描いた作品

概要

  • 作品名:【監視者たち】
  • 公開日:2013年7月3日
  • 監督:チョ・ウィソク、キム・ビョンソ
  • 出演:ソル・ギョング、チョン・ウソン
  • ジャンル:サスペンス、スリラー
  • 制作国:韓国

あらすじ

警察の犯罪組織監視班と武装犯罪グループの攻防を描き、韓国で観客動員数500万人以上の大ヒットを記録したサスペンスアクション。類まれな記憶力と鋭い洞察力を持つ女性刑事ユンジュは、特殊犯罪課内で凶悪犯の行動監視を専門とする班に配属される。そこで彼女は、ベテラン班長サンジュンら新たな仲間たちとともに、犯罪組織の冷酷なリーダー、ジェームズを追跡。ところが、頭脳明晰なジェームズは緻密な計画で監視網を巧みにくぐり抜け、完全犯罪を次々と成功させていく。

引用:映画.com

予告

あまり描かれない捜査班

今作【監視者たち】はタイトルからも分かる通り犯罪監視捜査班たちが主人公の作品です、刑事たちが主役の作品は多々ありますが『行動監視』が基本の捜査員たちが主人公の作品はあまり無かったので気になりますね~!!

刑事たちが捜査で犯人を追い詰める作品も面白いですが、相手の特徴や色々な情報を洞察力や記憶力で活躍する監視班の話も今まで観た事無かったので新しい魅せ方なので観ていて面白かったです!

物語導入も良かった

今回紹介する【監視者たち】の物語導入部分も良かったですね~!今作の主人公ユンジュがある対象者を監視して追跡していくのですが、それは犯罪捜査監視班に入るための試験のようなものなのですが、その試験の出来事を振り返る事で監視班の知識やスキルが何も知らない観る人たちにも教えてくるチュートリアル的な役割があったので以降のお話もスムーズに入ってきました!!

捜査班がいるからもちろん犯人グループも今作では存在するのですがかなり危険な武装犯罪グループの犯行の様子も描かれておりそのボス的な存在のジェームズなる人物が今作の悪役なのですが、このジェームズも犯罪を行うための技術や能力が描かれており監視班との対比がよくこれからどう衝突していくのか先が気になりました。バンディーが好きな作品クリストファー・ノーラン作品【ダークナイト】の冒頭で描かれていたジョーカーたちが犯罪を行っていた場面に近い部分があり最初は期待が持てました!

息詰まる攻防

監視班たちはそれぞれコードネーム?がありそれらもスパイみたいでかっこいいですが作戦を遂行する時地図が浮かび上がりそこに監視班のリーダーが指示を出すのですがその描写がまるでチェスや将棋を指しているようで今作【監視者たち】は知能を使い解決する作品なんだと改めて実感しました。

監視班たちが捜査を続けるように犯罪グループも新たな目標を決め動き出していきます、その対比があるからこそ今作は光ってくるのですが終盤に入っていくとより緊迫したやりとりが描かれより過酷な捜査になっていくのです・・・。

残念な点

今作【監視者たち】はあまり聞いた事が無い監視班たちがスポットライトが当たっており、敵のボスも魅力的で双方のやり取りが非常に緊迫したやりとりが描かれ先が気になるながら観ていました!

しかし確かに面白い作品でしたが、いまいち最後まで面白さが突き抜ける事は無く『普通の映画』止まりだった印象でした・・・。知能を使うような操作方法かと思いきや最後にはドンパチが起こりせっかくの良さがかき消されてしまいましたね・・・。

これと言ったどんでん返し的な驚きの要素も無かったので中身でもっと楽しませてくれかと思ったのでそこが残念でした。【セブン】のようなとんでもない結末か【キャッシュトラック】のように構成で楽しませて欲しかった・・・。

【監視者たち】

バンディー的オススメ度

★★★★☆☆☆☆☆☆☆

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