邦画のサイコスリラー映画上位に入る作品！？【キャラクター】ネタバレ無し感想！！

ハイ！ど～も、バンディーです！！

今回紹介する作品は菅田将暉主演のサイコスリラー映画！【キャラクター】ネタバレ無しで紹介していきます！

Table of Contents

邦画サイコスリラーも悪くない！？

概要

作品名:【キャラクター】
公開日:2021年6月11日
監督:永井聡
出演:菅田将暉・Fukase
ジャンル:サイコスリラー
制作国:日本

あらすじ

漫画家として売れることを夢見て、アシスタント生活を送る山城圭吾。ある日、一家殺人事件とその犯人を目撃してしまった山城は、警察の取り調べに「犯人の顔は見ていない」と嘘をつき、自分だけが知っている犯人をキャラクターにサスペンス漫画「34」を描き始める。お人好しな性格の山城に欠けていた本物の悪を描いた漫画は大ヒットし、山城は一躍売れっ子漫画家の道を歩んでいく。そんな中、「34」で描かれた物語を模した事件が次々と発生する。
引用:映画.com

予告

ありそうで無かった作品！？

今作【キャラクター】は予告を見てバンディーはかなり興味をひいた作品で、漫画の中で起こった残忍な事件が現実でも同じように起こり、予測不能な展開を迎えていきます！

今まで【キャラクター】の設定ありそうでしたがここまでしっかり作り込まれた作品は無かったのではないでしょうか？

今作【キャラクター】はサイコスリラー作品なのでハラハラする先が気になる展開はもちろんあるのですが、それよりもバンディーが気になったのはグロ要素がある点ですね～・・・。全くそういった耐性が無いかたは注意が必要です！

漫画も密接に関係している

今作【キャラクター】は『漫画』が重要な役割を果たしていますが、実写映画ではなかなか扱われない作品で、バンディーが一番最初に浮かんだのは【バクマン。】でした！

【バクマン。】は二人の少年が漫画家を目指す物語ですが、【キャラクター】は主人公が描いている漫画の事件が実際にも現実でも起こるサイコスリラー作品です！

【キャラクター】のストーリーが秀逸なのは脚本に長崎尚志が携わっていると分かり納得しました！長崎尚志は【20世紀少年】で知られる浦沢直樹と共にストーリー共同制作していた方なんです！！バンディーは【20世紀少年】が大好きなので長崎尚志が手掛けた脚本なので期待大です！！

洋画にも負けないストーリー！？

今作【キャラクター】を観て感じたのは洋画にも負けないぐらい珍しく邦画でもサイコサスペンス映画で渡りあえている点でした！以前紹介した【セブン】とはまた違った方向の作品ですがこれからもこういった尖った作品が邦画でも出てきてくれたら嬉しいですね～！！

演技が初めてのsekainoowariのボーカルFukaseが思ったよりイカれた人物を好演しており意外でした！！もちろん主演の菅田将暉も徐々に人物像が崩れていく様などはやっぱり演技上手いな～！！と感じました。他にも小栗旬や中村獅童など個性的な俳優が脇を固めているので観ていて安心感がありましたね～！！

主人公が殺人鬼を目撃したところから徐々に雲行きが怪しくなり、主人公が描いた漫画を模倣し出して殺人事件を起こし始めてからはだんだんと恐ろしくなり始めました・・・。事件を解決する際に手掛かりになったのは主人公が描いている【34】という漫画で上手く映画の中に組み込まれていると感じましたし、その作品の絵柄も映画にピッタリの作画で実際に漫画として読みたいと思ってしまいました！！

終盤で・・・

引き込まれる事件と残虐な手口や一体犯人の動機等様々な気になる点があり、一体どのように物語を締めてくれるか楽しみにしながら観ていましたが終盤は残念な結果になってしまいました・・・。

あくまでバンディー的感想ですが事件が起こり事件を追っている所までは良かったのですが、終盤で明かされる真実がいきなり突拍子もなく唖然としました丸投げ感がありましたね～（笑）ネタバレになるので詳しくは書けませんがそのぶっ飛んだ種明かしを通したいのであればもう少しその部分を深堀して観ている人にある程度認識させてからでないと後出しじゃんけんになってしまうので観ている人は納得せずスッキリした気持ちで観終わる事は出来ないでしょうね～！！

途中までは良かったのに最後でちゃぶ台をひっくり返したことで評価が変わってしまいましたね～残念！！ここが邦画の弱い部分なのかもしれませんね！！最後まで最初のテンションを保っておけば名作になれたはず！！

映像や音楽もお洒落で物語も途中までは引き込まれるなど良い所ももちろんありました！！