ハイ!ど〜も、バンディーです!!
今回紹介する作品は麻根重次のミステリー小説【シュレディンガーの密室】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!
前回紹介した【千年のフーダニット】SF要素を取り入れた印象的な作品でした!
今作にも期待してしまいます!!
有名な思考実験を取り入れたミステリー

概要
- 作品名:【シュレディンガーの密室】
- 作者:麻根重次
- 発売日:2026年8月19日(単行本)
- 発行所:講談社
あらすじ
ミステリとは――
生死を確定させる小説である。腎臓移植用のドナーとして成育された少女、土砂崩れで孤立した研究所、硫化水素が充満する死の空間(デッドゾーン)、連続殺人。
突入か、静観か。密室の扉を開くと、二人の生死が決まる。
結末を、”観測”せよ。引用:講談社
シュレディンガーの猫
今回紹介した【シュレディンガーの密室】タイトルをみればピンとくる方多いはず!
量子力学の思考実験『シュレディンガーの猫』から発想を得てますね、バンディーも詳しくは分からないが、簡単に書いておきます。
中が見えない箱の中に猫と毒ガス装置を入れ、「箱を開けて中を見るまで、猫は『生きている状態』と『死んでいる状態』が重なり合っている(同時にどちらでもある)ことになる」とする量子力学の思考実験です。
ま〜詳しい事は分からないが何となくは分かるし、有名な説ではありますね。
この有名な思考実験をどのようにミステリー小説に落とし込んだのか!
極限の密室
今作麻根重次【シュレディンガーの密室】は主人公匠が養子に出された妹に久しぶりに会いに行くため山奥の研究所を訪れます。
研究所に投資してる大手企業の社長大門もおり、社長が病の為肝臓移植用ドナーが親戚の子円香がいますが、その親戚の子の出生にも秘密があるようで色々怪しさが出てきます。
そんな矢先に土砂災害にあい道が封鎖され何日間かクローズドサークル化します、さらには研究所も土砂災害の被害にあい1階も土砂で埋まってしまいます。
タイミング悪く研究で使用している硫化水素が被害のせいで致死量充満しており、その先の部屋に主人公の妹美羽と円香が閉じ込められてしまったのでした!
この状況こそがタイトルにある通り『シュレディンガーの猫』状態になっており、今作【シュレディンガーの密室】の最大の魅力になっています!!
起こる殺人
こんな一刻を争う中で何と連続殺人が起こってしまいます。
こにから先は閉じ込められた2人の生死と肝臓移植に関わるタイムリミットが近づいていき残されたメンバーは大きな決断を迫られるのでした。
殺人事件の調査と閉じ込めらた2人の救出色々な要素が混じりあった作品で先が気になり読み進めました。
二転三転するようなどんでん返しを楽しみにしてる人はガッカリするかも知れませんが、驚く要素はあるのでご安心を!
途中で先が気になり読み進めてた手が少し遅くなる事はあったが、最後の展開でバンディー的には巻き返した気がしましたのでこれから読まれる方は最後までお楽しみに!!
読み終わって感じたのはどこか大人気作品夕木春央【方舟】を思わせる部分もあるので、そちらが好きな方も楽しめるかも!?
ただ作品の帯に書かれてるような期待は得られなかったのが残念でした・・・。
【シュレディンガーの密室】
バンディー的オススメ度
★★★★★★☆☆☆☆