ハイ！ど～も、バンディーです！！
今回は草彅剛主演の映画【台風家族】をネタバレ無しで感想を書いていきます！前回紹介した映画クリント・イーストウッド監督兼主演の作品【運び屋】も毛並みは違いますが『家族の大切さ』を感じた作品なので、2作品続けて『家族とは？』改めて考えさせられる作品を紹介していきます！！
【運び屋】の感想記事はこちらです！！
いつまで経っても家族・・・
概要
- 作品名:【台風家族】
- 公開日:2019年9月6日
- 監督:市井昌秀
- 主演:草彅剛、中村倫也、尾野真千子
- ジャンル:ヒューマンドラマ
- 製作国:日本
あらすじ
鈴木一鉄と妻の光子は銀行から2000万円もの大金を強奪し、行方がわからくなっていた。事件から10年たったある日、いまだに所在がわからない両親の仮想葬儀で財産分与をおこなうため、鈴木家の子どもたちが集まる。どんな仕事も長続きしない長男の小鉄は妻の美代子、娘のユズキとともに10年ぶりに実家へ訪れ、長女の麗奈、次男の京介とともに、空の棺おけを2つ並べた見せかけだけの葬儀を始める。葬儀が終わった頃にインターホンが鳴り、間に合わなかった末っ子の千尋がようやく到着したかに思われたが、ドアの外に立っていたのは千尋ではない、チャラチャラした男だった。
引用：映画.com
予告
台風家族とは？
バンディーは【台風家族】を知ったのは最近で映画の公開は2019年なんですがほとんど存在を知りませんでした（笑）タイトルだけ見れば一体どんな映画か全く想像がつきませんよね！？
作品は予告を観た限り最初はミステリーかな？と思ったんですが全くそんな事は無くてどちらかと言えばコメディーでしたね。物語の大きな軸として両親が2000万円もの大金を銀行から強盗をする事件があります。一体何故両親は銀行強盗をしたのか？両親は何処行方をくらましたのか？気になるポイントがありますがその軸を中心にこの映画【台風家族】は話が進んで行きます・・・
出演者達が意外に豪華
映画【台風家族】の出演者たちは主役の草彅剛を筆頭に今やブレイク中の中村倫也や尾野真千子、MEGUMI,藤竜也等以外に有名どころの俳優たちが出演しています、そして災難だったのが今作にも出演している新井浩文が事件を起こしてしまったせいで、本来なら6月公開だったが事件のせいで延期になりお蔵入りの危機だったが何とか9月に公開できた作品です。
近年は映画でもドラマでも音楽でも出演者が事件を起こしてしまい、販売停止や公開延期お蔵入りなどよく目にするようになった気がします。バンディー的には作品に罪は無いのでお蔵入りや販売停止等はしなくてもいいと考えていますが、やはり事件を起こした当事者を観たり、聴いたりする事で事件で被害にあった方からすると二度と思い出したくない気持ちも分かりますので判断が難しい問題ではありますね・・・
家族の大切さを考える
【台風家族】は大半はコメディータッチで描かれているのですが、正直あまり印象に残らず淡々とバンディーは観ていってしまいました。10年ぶりに戻った実家でのやり取りがほぼほぼなのでそういった部分もあまり変わり映えしない印象だったのかもしれません・・・
家族全員が何故かポンコツに見えてしまい、特に主演の草彅は長男の役ですが本当にクズな奴だなと思いました（笑）草彅は普段穏やかなイメージなので余計に腹が立ちましたね、それだけ演技が出来ていたとだと思います！バンディーはまだ観てはいませんが最近では【ミッドナイトスワン】で日本アカデミー主演男優賞を獲得したのでやっぱり演技の俳優なんだと改めて思いました！！予告編を観ただけでも魅入ってしまいました！
物語も伏線ってほどでは無いですが作中に物語の後半に繋がる要素がいくつかあったり、色々な人からの視点で物語の違った一面が見えてきて真実が分かってくるような作品になっています。特に物語終盤に両親が起こした銀行強盗の真実が分かってからは一気に物語は進み始め『家族の大切さ』を改めて実感させてくれました！！
自分も父になり子供が出来たから共感できる部分でもあったし、自分が子供の時の親の大切さや大変さをおもいしらせれましたね～！！
大きな出来事も無く平坦に進んで行く映画ですか観終わった後には少し余韻に浸れる映画でした！！ただコメディーなのかシリアスなのかどっちつかずでしたので惜しい映画でもありました・・・
【台風家族】
バンディー的オススメ度
★★★★☆☆☆☆☆☆
