ハイ!ど〜も、バンディーです!!
今回紹介する作品は夕木春央の大正時代ミステリー【時計泥棒と悪人たち】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!
以前紹介した【楽園】と同じ作者ですが、短い期間で全く毛並みが事なる作品を読みました。
夕木春央の大正時代シリーズ

概要
- 作者:夕木春央
- 作品名:【時計泥棒と悪人たち】
- 発売日:2023年4月26日(単行本)
- :2026年8月12日(文庫本)
- 発行所:講談社
あらすじ
油絵画家の井口が幼馴染の元泥棒・蓮野に相談を持ち込んだ。加右衛門氏に譲った置時計が贋物だと判明し、しかし氏が造設する美術館に展示されるという。本物と交換するため二人は潜入を試みるが? 不可解な身代金要求事件、大型貨物船の猟奇殺人――大正を舞台に泥棒と画家が繰り広げる、傑作揃いの連作ミステリ短編集。
引用:講談社
大正時代ミステリーシリーズ
今回紹介している【時計泥棒と悪人たち】は何度も書いてますが夕木春央の大正時代ミステリーです。
夕木春央と言えば大ヒットした【方舟】のイメージが強いかも知れませんが、バンディー的には大正時代ミステリーの方がしっくりきます。
そもそも夕木春央自身【絞首商會】でデビューしメフィスト賞を受賞しています。
【絞首商會】と【サロメの断頭台】そして今作【時計泥棒と悪人たち】は同じシリーズですし、番外編的な【サーカスから来た執達史】も大正時代が舞台のミステリーです!
とりわけ【サロメの断頭台】は面白かたのでオススメです!
連作短編小説
今作【時計泥棒と悪人たち】は連作短編小説となっており、全6編で構成されており(うち1編は2章に分かれてますが)お腹一杯になりました(笑)
主人公は画家の井口と元泥棒の蓮野コンビが主人公のミステリー小説です。
元泥棒の蓮野はイケメンでホームズ役で井口は相棒でワトソン役となっております。
シリーズ最初から読んだ方が人となりが分かるので順番に読んだ方がより楽しめますが、今作【時計泥棒と悪人たち】から読んでも問題無いと思います!
色々な楽しみ方が出来る連作短編小説ですが、バンディー的には1番好きなお話は『光川丸の妖しい晩餐』が良かったですね〜!
これぞ夕木春央の真骨頂と言った感じでラストでよい締まり方をしたお話でした!
人は選ぶかも
今回紹介した【時計泥棒と悪人たち】を読む前にお伝えしときたいのは、【方舟】が面白かったからと言って気軽に読むのは危険かも知れません・・・。
全く違った作風ですし、大正時代なのですんなり世界観に入れないかも知れません。
波に乗ったらスイスイ読めるがやはり人を選ぶ作品かも知れません。
名作ゲーム【エルデンリング】と【隻狼】ぐらい違いがあります(笑)
連作短編小説としてはしっかり繋がりがあってまとまりが良かったですが、盛り上がりが少なかったのは残念な点でした。
ただ先ほども書きましたが【サロメの断頭台】を読んで面白かったら今作読んでもらってもいいかもしれませんね〜。
【時計泥棒と悪人たち】
バンディー的オススメ度
★★★★☆☆☆☆☆☆