ハイ!ど~もこんにちは! バンディーです。
初めて本の紹介をしたいと思います!!バンディーブログのスタンスは~毎日をほんの少しでも楽しむ為に、楽しいを発見しよう~です!
小難しい解説とかよりは、バンディーなりに簡単にご紹介できればと考えています。今回はミステリー小説 【神様ゲーム】を紹介したいと思います。
あっ!と驚くラストが待ち受ける!!
概要
- 作品名:【神様ゲーム】
- 作者:麻耶雄嵩
- 発売日:2005年7月7日(単行本)
- :2015年7月15日(文庫本)
- 発行所:講談社
あらすじ
自分を「神様」と名乗り、猫殺し事件の犯人を告げる謎の転校生の正体とは? 神降市に勃発した連続猫殺し事件。芳雄憧れの同級生ミチルの愛猫も殺された。町が騒然とするなか謎の転校生・鈴木太郎が事件の犯人を瞬時に言い当てる。鈴木は自称「神様」で、世の中のことは全てお見通しだというのだ。そして、鈴木の予言通り起こる殺人事件。芳雄は転校生を信じるべきか、疑うべきか?
引用:講談社BOOk倶楽部
バンディー的感想
【神様ゲーム】未読の方にバンディー的に読み終わった率直な感想お伝えしますと・・・
『!?!?!?って そっちか~い!!!』です(笑)
何のことか全然分かりませんよね?安心してください私も最初読んだ時分かりませんでした(笑)もともと【神様ゲーム】単行本で販売された時、講談社の(ミステリーランド)から出版されました。
ミステリーランドとは『かつて子供だったあなたと少年少女のための』がキャッチコピーです。なので私もかつて少年だった訳で、キャッチコピー通り少年の頃の気持ちで読み進めていました。登場人物も小学生がメインの内容ですし、その中で連続猫殺しのスパイスが加わって名探偵コ〇ンよろしく、少年探偵団が解決してめでたしめでたし!で終わるかと思いましたが、そう簡単には終わらせてくれなかったですね。
なんといってもこの小説にはなんでもお見通しの【神様】鈴木君がいるわけですから。ある時を境にこの小説は不穏な空気をまとい、読者に襲いかかってきます。猛毒という牙を剥いて・・鈴木君は本当に神様なのか?無事猫殺しの犯人は捕まるのか?バンディーの感想の意味は?
【神様ゲーム】をリアルタイムに小学生の時に読んでいたらトラウマものでしたね(笑)何とも読後感が悪いですけど、読んだ後も考えてしまう小説でした。まだ読んだ事がない方はぜひ、怖いもの見たさで読んでみては如何でしょうか?ちなみにこの作者の麻耶雄嵩氏の作品に初めて出会ったのは【蛍】でした、【蛍】を読んでからファンになり、一筋縄ではいかない作風に虜になりましたね。少しでも皆様の参考になれば幸いです。
小学生が探偵のミステリー小説といえば真門浩平の【バイバイ、サンタクロース】もバンディー的にはおススメです!今作【神様ゲーム】を気に気に入ったのであればきっと楽しめると思います!!
連作短編小説となっており小学生6年生になるまでが描かれています、双子の兄弟が探偵役で小学生が主役なので甘くみたら足元をすくわれるのでその意味は是非とも読んで確かめてみて下さい!!
【神様ゲーム】
バンディー的オススメ度
★★★★★★☆☆☆☆