ハイ！ど〜も、バンディーです！！
今回紹介する作品はエルヴェ・ル・テリエ【異常 アノマリー】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います！！
フランスの小説ですが昔に比べたら面白い作品沢山出ていますよね〜！今作も面白く改めてフランス小説の面白さを再確認しました！
ネタバレ厳禁は今作の為にある！？
概要
- 作品名:【異常 アノマリー】
- 作者:エルヴェ・ル・テリエ
- 発売日:2022年2月2日（単行本)
- 発行所:早川書房
あらすじ
NYに向けて降下する航空機を襲った異変。世界中に不安が広がるなか、搭乗者たちの決断は――
引用:早川書房
殺し屋、ポップスター、売れない作家、軍人の妻、がんを告知された男……なんのつながりもない人びとが、ある飛行機に同乗したことで、運命を共にする。飛行機は未曾有の巨大乱気流に遭遇し、乗客は奇跡的に生還したかに見えたが――。
魅力的なタイトルと表紙
今作【アノマリー 異常】を初めて書店で見かけた時は衝撃的でしたね〜！今まで出会った本の中でも上位に入るぐらい印象に残る作品でした！
やっぱり１番印象的なのは本の表紙でしょうね〜！人間か人形か分からないが同じような人？物？が重なり合ってるのは非常にインパクトが強く、口で説明するのは難しいので見たことない方は是非とも直接見てほしいです！
タイトルも【異常 アノマリー】とシンプルながらも惹きつけられるますね！『異常』って漢字2文字だけだがきっと予期せぬ出来事が起こったのかな？って想像出来ます。
音楽でジャケ買いって言葉がありますが、本でも表紙買い（ジャケ買い)ありと思うし、内容全く分からない分ワクワクしますね！ただ合わなかったら読むのが苦痛になると思うので諸刃の剣ですが（笑）
紹介するのが難しい作品
今回紹介している【異常 アノマリー】ですがこれが非常に皆様に紹介するのが難しい作品なんですね〜！タイトルと表紙も印象的でしたが1番は人に説明するのが難しく何を書いてもネタバレになりかねない点です！
出版社の早川書房のサイトで公式のあらすじはかいてますが、それ以上踏み込んで書くのは難しく出来れば書きたくはないです！（笑）書くのが面倒と言う訳ではなくまだ未読の方の為でもあります。
予備知識ない方が楽しめるし、衝撃的な展開が待ってるのでそこを思い切り驚いて欲しいため余計な情報を入れずに読む方が楽しめると思うんですね〜！
実際にバンディーもあらすじをザックリしか見なかったのでかなり驚きました！唯一頭に入ってたのは殺し屋や作家等色々な登場人物がいる群像劇で飛行機が関わってくるのかな？ぐらいでした！
最初のイメージは登場人物が沢山いるので、伊坂幸太郎【ラッシュライフ】みたいな作品かと思いましたがいい意味で全く違う作風でした、唯一バンディーがネタバレギリギリで説明出来るのは今作【異常 アノマリー】は全3章あり、とりあえず第1章までは必ず読んで欲しいと言うことだけです！！
映像化して欲しい！
今回紹介した作品【異常 アノマリー】はとりあえず予備知識無しが読んでいただきたい作品です！ミステリー要素はそこまで強く無く、どちらかと言えばSF要素が強いので人を選ぶかも知れませんが読んで損は無い作品でした！
残念な点はただ登場人物が多かったし、海外の登場人物の名前でただでさえ覚えてにくいので、もう少しわかり易く整理しても良かったかな〜・・・。と思うのと面白さのピークが前の方にあるところですね〜！
読み終わって感じたのは今作【異常 アノマリー】は映像化したら面白いと思いました！映画化よりはNetflixあたりで数回に分けたドラマ化で描いた方がより深みがまし面白いと思います！
以前紹介した【終わらない週末】みたいな演出なら抜群にマッチすると思うし、バンディー自身が映像化した【異常 アノマリー】を観たいと思いました！
まだ未読の方は是非とも予備知識無しで是非とも読んでいただきたい作品です！！
【異常 アノマリー】
バンディー的オススメ度
★★★★★★★☆☆☆
