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後味が悪いミステリー映画【告白】ネタバレ無し感想

ハイ!ど~も、バンディーです!!

今回紹介するのは湊かなえ原作の小説【告白】の映画を紹介していきます!!

後味が悪い作品だった原作がどのようになったか・・・

イヤミス作品映像化でどうなるか!!

概要

作品名:【告白】

公開日:2010年6月5日

監督:中島哲也

出演:松たか子、木村佳乃

ジャンル:ミステリー

制作国:日本

あらすじ

2009年本屋大賞を受賞した湊かなえのミステリー小説を、「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也監督が松たか子主演で映画化したサスペンスドラマ。ある中学校の1年B組の担任を務める女性教師の森口(松)は、愛娘を学校のプールで殺害される。警察は事故死と判断するが、森口は学年末の終業式の日に、犯人はクラスの中にいると生徒たちに告げる。

引用:映画.com

予告

毒々しい作品達

【告白】の監督は中島哲也です。以前にも映画【渇き。】を紹介しましたがこちらも監督は同じく中島哲也です。

【渇き。】はまさに劇薬のような映画が過激な描写が多いのですが、バンディーの中でお気に入りの作品の1つです!

後は一番新しい作品では作家澤村伊知原作小説【ぼぎわんが、来る】の映画化【来る】がありますこちらはホラーテイスト満点の作品ですが中島監督の世界観はしっかり出ています!

中島監督はこう言った毒を孕んだ映画を撮るのが上手だなと思います!

今作【告白】で初めて中島監督の作品を観たのですがすっかりファンになってしましました!!

読後嫌な気持ちになるイヤミス作品

【告白】はクラスの生徒に愛娘を殺された担任教師と言うよりは一人の母親としての復讐劇です!!

原作小説も読んだんですが、小説【告白】でバンディーは初めてイヤミスって言うキーワードを知った気がします!!

イヤミスとは:嫌な気分になるミステリーの事で、読み終わった後の後味が良くないミステリーの事ですね!

以前紹介した【女王はかえらない】【神様ゲーム】はイヤミスに分類されますね。

湊かなえの【告白】から認知されだした気がします!

真相が徐々に分かる作品

物語の冒頭に事件の全容と犯人は判明します!普通なら一番最後に犯人が判明しますが【告白】は最初に分かるとこが惹きつけますね。

最初から犯人判明してもいいんです、何故ならこの映画は犯人当てと言うより母親の【復讐】を描いた作品だからです・・・

原作小説も各章で登場人物1人1人で描かれより事件の真相や見えなかった部分が分かっていきラストへ好き進んで行きます。

映画化にあたり多少の細かい変更はありましたが、満足して観ることが出来ました。

真相が分かるにつれ人間の違った一面や隠れていた面が伺えます。

バンディー的感想

【告白】過激な描写や冒頭の復讐の仕方でも人によったら不快感があるかもしれないので人を選ぶ作品かもしてませんね~

それでもハマる人はハマると思いますし世界観に問題なくなじめる人は面白い作品だと思えるはずです!!真相が分かるまでの各章を通して描かれる物語、最後に強烈な猛毒が待ち受けているので嫌な気持ちになると思いますがそれでも鮮烈に記憶に残る作品なので是非とも観て貰いたい作品です!!

【告白】

バンディー的オススメ度

★★★★★★☆☆☆☆

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