前作が話題のミステリー小説の続編!今村昌弘【魔眼の匣の殺人】ネタバレ無し感想!!

ハイ!ど~も、バンディーです!!

本日は以前紹介した映画【屍人荘の殺人】の続編【魔眼の匣の殺人】を紹介していきます!

前作はミステリーランキング4冠を達成したのでかなりハードル高くなっているが、前作越えなるか!?

期待の第2作目

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概要

  • 作品名:【魔眼の匣の殺人】
  • 作者:今村昌弘
  • 発売日:2019年2月22日(単行本)
  •    :2022年8月10日(文庫本)
  • 発行所:東京創元社

あらすじ

バンディー的感想

以前紹介した【屍人荘の殺人】は映画でしたが、今回は映画原作の続編【魔眼の匣の殺人】は小説のご紹介です!

前作【屍人荘の殺人】読んでいなくても、大きなネタバレはないので今作から読み始めても問題ないです。

しかし、前作を読んでいたほうが主な登場人物(葉村、剣崎、明智)の事が詳しく書かれているので、今作をすんなり読み始める事ができると思います。

今作のキーワードはやはり預言者サキミの『あと2日のうちに,4人死ぬ』ですね。登場人物の一人、十色も同じように予言の力をもっていることが冒頭でも語られます、この十色、サキミの予言が物語に深く関わってきます。

本当に予言は当たるのか?それともイカサマ、ペテンなのか・・・バンディーも『あと2日のうちに,4人死ぬ』キーワードがずっと頭に引っ掛かり、「次は誰が殺されるのか?」、「予言は本当か?」その事を考えながら読み進めていきました。

物語の舞台も人里離れた施設、魔眼の匣この施設は以前とある機関が超能力の研究を行っていたいわく付きの場所です。

超能力もこの物語の重要なキーワードなんですが、バンディー自信個人的には超能力やオカルトの類いあまり信じておらず、どちらかというと胡散臭く感じているほうです!

物語の終盤、驚きの展開が待っているのですが、バンディーは読み終わった後に「超能力なんてものは嘘っぱちだろ、けどもし本当に超能力するのであれば・・・」って読み終わった後に不覚にも考えてしまいました。

今作もある程度驚かされましたが、やはり衝撃度は前作【屍人荘の殺人】のほうが勝っていましたね。

占いと心理学

小説の中に(ホットリーディング)(バーナム効果)等の心理学、話術のテクニックの事が少しですが書かれてるのですが、バンディーはそっちのほうが意外に興味をもってしまいました。

・ホットリーディング:あらかじめ有用な情報を下調べし、未来を予測する方法

例)あなたの好きな人は○○ですね。好きな食べ物は○○ですね。等

・バーナム効果:あえて曖昧な表現をすることで解釈を広げる方法

例)不幸が訪れる、大きな災害を受ける等、失恋だろうが、災害だろうが全て当たったように都合よく解釈することが可能。

よくテレビに出るインチキな占い師等が使う手法だそうです。

最後に

インチキな占い師等ではなく、本当に現実世界にそういった超能力を持った人物が人目のつかない何処でひっそり暮らしているかもしれませんね。

あなたのすぐそばにも・・・

続編の【兇人邸の殺人】も是非!!

【魔眼の匣の殺人】

バンディー的オススメ度

★★★★★☆☆☆☆☆

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