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知る人ぞ知るカルト的映画!?【CURE】ネタバレ無し感想!!

ハイ!ど~も、バンディーです!!

今回紹介する作品は黒沢清のホラーサスペンス映画【CURE】をネタバレ無しで紹介していきたいと思います!!

主演は以前に紹介した【孤狼の血】【渇き。】【すばらしき世界】の役所広司なので安心して観ていられます!!

ホラー?サスペンス?難解だが考察が楽しい映画!?

作者

概要

  • 作品:【CURE】
  • 公開日:1997年12月27日
  • 監督:黒沢清
  • 出演:役所広司、萩原聖人
  • ジャンル:ホラー・サスペンス
  • 制作国:日本

あらすじ

娼婦が惨殺された現場で、死体を見た刑事の高部は、被害者の胸をX字型に切り裂くという殺人事件がひそかに連続していることを訝しがる。彼の友人である心理学者・佐久間が犯人の精神分析を施しても、特異な手口の共通性を解く手掛かりは見つからなかった。

引用:Filmarks

予告

カルト映画!?

今回紹介している【CURE】は存在は知っていてジャパニーズホラーなのかと思い観ようとは思いませんでした。

以前紹介した役所広司主演、西川美和監督の【すばらしき世界】を観て改めて役所広司の俳優としての凄さを思い知りました、もちろん【すばらしき世界】も名作なのでまだ観ていない方は観た方が良いです!

凄さを痛感し過去作を探していたところ【CURE】に辿り着きました!調べてみたらジャパニーズホラーと言うよりはカルト的な作品だったので観てみる事にしました!

怖さよりグロさ

今作【CURE】は怖さよりもグロさの方が印象に残りました!猟奇事件が起きその殺害方法がグロいので苦手な方は注意です!

バンディーはビビらせてくるホラー映画は苦手なのでまだグロい方が耐えれるので良かったです、怖さも芯からくる脂汗がでる演出なので違った怖さがありました!

遺体にはX文字に切り裂かれた連続殺人が多発していてその事件を役所広司演じる刑事の高部が調べていきますホラーともサスペンスとも感じる独特な空気感の作品です。近い空気感を挙げると【アナザーヘブン】が浮かびました!

謎の人物

連続殺人を捜査する高部ともう1人謎の人物間宮この2人を軸にした物語になっています。

間宮の最初の登場シーンは海岸で1人ボーっと立ており、そこからフラフラ海岸を歩いて近くにいた男性に話しかけてきますが、会話が全く成り立っておらずのっけから間宮が不気味な人物だと観ているこちらはヒシヒシと伝わってきましたね~!

何回も同じ会話は繰り返すしどこか虚ろな間宮ですが、自身の記憶が無く記憶喪失だと判明します。最初に話しかけた男性宅、交番、病院間宮が訪れた場所で人が亡くなる事件が起こります、体にX文字が刻まれて・・・。

間宮が一体何者なのか?かなり不気味な存在ですが、刑事高部と出会い徐々に正体が判明していきます。

催眠

間宮が会う人々に対して催眠術を施していく描写がありますが、よく見る胡散臭い催眠術ではなく妙にリアルなんですね~!

観ているこちら側も暗示にかけられているような錯覚を覚えるぐらい、リアルで不快でしたこういった細かい点の積み重ねが今作【Cure】カルト的な作品だと感じた理由かもしれません。

今作【Cure】を観て1番感じたのは稲垣吾郎と菅野美穂が出演したホラー映画【催眠】を思い出しました!

【Cure】【催眠】には色々と共通点があり、催眠術や暗示等々根本のエッセンスは似ています、しかし【催眠】の方がホラー色が強かった印象です、ただ松岡圭祐原作の小説はここまでホラー色は強くなくかなり映画では別物になってますが、いい部分でもあり悪い部分でもありますね~。

考察しがいはある

今回紹介した【Cure】ですが、グロくてホラー要素のある作品ですが、刑事の高部と謎の人物間宮の2人の対決?やり取りが面白いですが、気軽に観れる作品では無く人を選んでしまうのが残念です・・・。

特に物語ラストの出来事は一体どうなってしまうのか?や高部のこれからなど作中にいろな伏線があり、観終わった後に色々考えてしまう考察しがいのある作品でした!

人は選びますがかなり印象に残るカルト的な映画です!!

【Cure】

バンディー的オススメ度

★★★★★☆☆☆☆☆

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