どんでん返しミステリー【女王はかえらない】ネタバレ無し感想

ハイ!ど~も、バンディーです!!

今回は思わずもう一度読み返してしまうミステリー小説【女王はかえらない】を紹介していきます!!

あなたは一度で真相を見抜けるか!?

概要

作品:【女王はかえらない】

著者:降田天

発売日:2015年1月9日(単行本) 2016年1月8日

発行所:宝島社

あらすじ

片田舎の小学校に、東京から美しい転校生・エリカがやってきた。エリカは、クラスの“女王”として君臨していたマキの座を脅かすようになり、クラスメイトたちを巻き込んで、教室内で激しい権力闘争を引き起こす。スクール・カーストのパワーバランスは崩れ、物語は背筋も凍る、驚愕の展開に――。伏線が張りめぐらされた、少女たちの残酷で切ない学園ミステリー。

引用:宝島社

思いもよらない収穫作品!!

【女王はかえらない】[このミステリーがすごい!]大賞受賞した作品なんですが、すいません!先に謝っておきます!!バンディーは正直あまり[このミステリーがすごい!]大賞期待していなかったのですが、久しぶりに純粋に騙される楽しさを味わえました!!

【女王はかえらない】は全3部構成で出来ています。

  • 1部は小学生を中心とした物語で最後に思わに展開が待ち受けています・・・
  • 2部は教師側(大人)の視点で描かれていて、女子小学生が行方不明になって・・・
  • 3部は真相編で1・2部の謎が解き明かされます!解き明かした後驚愕の事実が・・・

1部の物語小学生のカースト、いじめ、思春期のもやもやした気持ち等、自分自身も当時の小学生時代と照らし合わせて読んでしましいました、少なからず皆さんにも身に覚えがある話になっていると思います!!

伏線やどんでん返しのさじ加減は難しい!

改めて思いますがミステリー小説の伏線やどんでん返しのさじ加減は本当に難しいと痛感しました!!

以前紹介した【アリス・ミラー城殺人事件】はどんでん返し作品ですが、伏線の貼り方や描写が分かりずらかった(上級者向け!?)だった為、バンディーは本来なら素直に『お~!なるほど~!!』と驚きたかったのですがスッキリしない結果になってしまいました(笑)

今回の【女王はかえらない】ミステリー小説読み始めの方には程よいバランスの伏線の貼り方をしているので読みやすいオススメの作品ですね!!

けどバンディー自身は読んでいる途中である程度トリックに気付いてしまい先が読めてしまいました(笑)しかし全部分かりきった訳ではないので最後には十分驚くことが出来楽しめましたが、ミステリー玄人の方は途中で気づく恐れがあるかもしれません!!

バンディー的感想

【女王はかえらない】は小学生のリアルな問題を小説に落とし込み、読者も必ず小学生の時代はあったのでどこか心に引っかかる作品になっています!

バンディー自身も小学生の時はいじめに似た事やっぱり体験した事あるので読んでて少し苦しくなる場面もありました。実際に小学生の時クラスの人気者はいましたしその子の影響力はやっぱり大きかったし、クラス内にもカーストがあった事を読みながら思い出していました・・・

【女王はかえらない】どんでん返し作品であり、最後には畳みかえる展開があり謎も複数用意されているので自分が思っていた結果とは違う結末が待っているはずなので騙される楽しみを味わって下さい!!

同じ様に小学生が主人公のミステリー小説麻耶雄嵩の【神様ゲーム】がありますので気になる人は読んでみては如何でしょうか!?

【女王はかえらない】

バンディー的オススメ度

★★★★★★★☆☆☆

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