ハイ!ど~も、バンディーです!!
映画等で「衝撃のラストが!」や「あなたは絶対に騙される!」等の煽り分で散々騙されてきましたが、今回紹介する【渇き。】は久しぶりに邦画でぶっ飛んだ衝撃作に出会えました!
こんな邦画がもっともっと出てきたら嬉しいですね~!!
日本映画の意欲作!!
概要
- 作品名:【渇き。】
- 公開日:2014年6月17日
- 監督:中島哲也
- 出演:役所広司
- :小松菜奈
- ジャンル:ミステリ・サスペンス・ クライムフィクション
- 制作国:日本
あらすじ
「告白」の中島哲也監督が同作以来4年ぶりに手がけた長編作品で、第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生の「果てしなき渇き」を映画化。妻の不倫相手に暴行を加えて仕事も家庭も失った元刑事の藤島昭和は、別れた元妻の桐子から娘の加奈子が失踪したと知らされ、その行方を追う。容姿端麗な優等生で、学校ではマドンナ的存在のはずの加奈子だったが、その交友関係をたどるうちに、これまで知らなかった人物像が次々と浮かび上がってくる。娘の本当の姿を知れば知るほどに、昭和は激情に駆られ、次第に暴走。その行く先々は血で彩られていく。ろくでなしの元刑事・昭和役で役所広司を主演に迎え、娘・加奈子役には新人・小松菜奈を抜擢。妻夫木聡、二階堂ふみ、橋本愛、オダギリジョー、中谷美紀ら実力派が共演する。
引用:映画.com
予告
原作は小説映画
【渇き。】もともとは深町秋生原作小説『果てしなき渇き』が原作の映画です。
バンディーは原作を未読の状態でこの映画を観ましたが、前情報あまり仕入れない状態で観たので観終わった後は久しぶりに日本映画で度肝を抜かれました(笑)
以前紹介した【ジョーカー】を観終わった後に向いてるベクトルは違いますが近い感覚がしました。
日本映画で近年度肝を抜かされたのは、鬼才!園子温監督作【冷たい熱帯魚】・白石和彌監督作【凶悪】と今回紹介する【渇き。】この3作は同じ匂いがする劇薬映画ですね(笑)
冷たい熱帯魚予告
凶悪 予告
刺激的作品興味がある方は是非一度観てみては如何ですか!?
中島哲也監督作はなかなか面白い!!
何を上から目線で言ってんねんって感じですが(笑)
中島監督の他の作品【下妻物語】・【嫌われ松子の一生】で独特の作品を撮る監督だな~と思いましたが、原作も大ヒットした湊かなえ作【告白】今作【渇き。】ホラーテイスト満載の【来る】で確実に独自の世界観が出来上がった気がします!!
どれも劇薬チックに仕上げてきてますので、退屈しない映画ばかりですね!!
【告白】も原作バンディー読んでるのですが、この小説も完成度が高く見ていて嫌~になる嫌ミスの一種ですがかなり印象に残っている作品の一つなので小説好きの方は是非小説から読んで見た方がおススメかも!?
バンディー的感想
こいつはぶっ飛んだ映画だぜ!!
って言うのが観終わった後の率直な感想でした(笑)
出ている演者も豪華ですね、妻夫木聡、中谷美紀、オダギリジョー、二階堂ふみ、橋本愛、高杉真宙等々脇を固める人たちが主役級って言う!!
やっぱり役所広司の演技は好きですね~!【孤狼の血】での演技も原作のイメージのままで最高でした。
何処かネジが飛んでいる元刑事が迫真の演技でしたね!
小松奈菜も今作で本格的にデビューして正体が知れない娘役を好演しています。
今では結構見ますがデビュー作は衝撃映画でデビューって事はあまり知らない人多いかも知れませんね!
ちなみに同じく中島哲也監督の【来る】にも出演しています!!
日本映画って優等生のイメージが勝手にしていたのですが、今作で完全にバンディーの固定概念をぶっ壊してくれました!!
こらからももっともっとこんな意欲作が出てくることを楽しみにしています!
ただし面白い作品って事が最低限の条件ですが(笑)
ただただ衝撃映像だけ流しても何の意味も無いですからね、ストーリーがしっかりして相乗効果で素晴らしい作品になると思ってますので!
ただ今作【渇き。】みたいな親子関係ならバンディーは絶望しそうです・・・・
【渇き。】
バンディー的オススメ度
★★★★★★★★☆☆