ハイ!ど~も、バンディーです!!
今回は韓国映画【箪笥】を紹介していきます!2003年と昔の映画ですが、もっと早くに見ておけば良かった・・・
ホラー映画と思いきや・・・
概要
- 作品名:【箪笥】
- 公開日:2003年6月14日
- 監督:キム・ジウン
- 出演:イム・スジョン、ムン・グニョン
- ジャンル:ホラー、ミステリー
- 製作国:韓国
あらすじ
ソウル郊外に静かに佇む一軒家。到着した車から、スミ(イム・スジョン)とスヨン(ムン・グニョン)の美しい姉妹が降り立った。長期入院を終えて帰ってきたふたりを、継母のウンジュ(ヨム・ジョンア)は笑顔で迎えるが、どこか冷ややかな表情をしていた。姉のスミはそんな継母のことを明らかに毛嫌いし、妹のスヨンは少し怯えていた。その夜、スヨンは部屋に何者かの気配を感じて怖くなり、スミのベッドにもぐりこんでくる。「私が守ってあげるからね」と、スヨンを抱きしめるスミ。しかし、やがてそのスミが悪夢にうなされるようになる。それは、亡くなった実母が血を流す幽霊となりよみがえってくる夢だった。その悪夢以来、家のあちらこちらで怪奇現象が連続して起こり始める。もともと神経質だったウンジュは情緒不安定になり、姉妹と絶えず言い争い、スヨンを守ろうと必死のスミは、継母への敵対心と憎悪を募らせる。父親のムヒョン(キム・ガプス)は、妻と娘たちの不和を知りながらも、なぜか傍観するのだった。ある日、家族の均衡関係に徹底的な亀裂が生じる。スヨンを箪笥に閉じ込め折檻していた事実を知ったスミが、ウンジュへの敵意をあらわにし、父に訴える。しかし、意外なことにムヒョンはスミに対して「いい加減に現実を見ろ!」といさめるのだった。それをきっかけに、一家の間でタブーとされていた「過去」の封印がほころび始める。それは、悲しくもおぞましい悲劇だった……。
引用:映画.com
予告
韓国映画は苦手だったが
今作【箪笥】は2004年に日本で公開されましたが、リアルタイムで実はバンディーは【箪笥】の事を知っていました!
本や小説を読み始めるきっかけになった作家吉村達也がノベライズを担当していました、特に吉村達也の角川ホラー文庫から出ている作品にはかなり影響を受けました!今回紹介する【箪笥】のようにホラー×ミステリーの要素を上手く取り入れた作家でした!!
そんな吉村達也が書いたノベライズ本ですが、どうしても韓国が舞台の作品なので読んでいても想像し辛いため結局映画も観ず小説も読まずに現在に至ります・・・
しかし、以前紹介した【パラサイト 半地下の家族】を観て、意外に韓国映画も観れるようになったので公開から大分経ちますが面白そうだったので【箪笥】を観ることにしました!!
【パラサイト 半地下の家族】の感想記事はこちらです!!
怖いだけではなくミステリー要素もある映画
【箪笥】は韓国の古典怪談がベースになってるので日本映画の名作ホラー【リング】みたいな感じを想像していましたが、観終わってみればいい意味で裏切られた映画でした!!
所々ホラー要素がありビビりながら観ていましたが、割合はそんなに大きくないので安心して観れました(笑)それよりもミステリー要素が強く、散りばめられた伏線を最後に回収していますが、どんでん返し好きのバンディーは途中で結末を予想出来てしまったので残念でした・・・
それでも十分に考えさせれれる?余韻に浸れる?良い映画でした!真相を知った時に本当にホラー要素がある場面をもう一度冷静になって観返して考えたら恐ろしい事に気付きます・・・
小説と同じで苦手と思い込み勝手に敬遠していましたが、面白い作品は何処の国とか関係なく面白いのでこれからはもっと色々な作品を観ていこうと改めて思いましたね!!
ミステリー×○○が増えてきた!?
今作【箪笥】もそうですが最近はミステリーだけでは無く、ミステリーに様々な要素を組み合わせた作品が増えてきた気がします!!
【箪笥】はミステリー×ホラーこのジャンルは以前紹介した小説で三津田信三作品の【首無の如く祟るもの】はどんでん返しもあり、身の毛もよだつホラー要素もありどんでん返しもある最高の作品でした!!まだ未読の方は是非観て下さい!!
【首無しの如き祟るもの】の感想記事はこちらです!!
後は映画化もした名作ミステリー【屍人荘の殺人】もミステリー×ゾンビ(タイトルを見てピンときますが)でその設定を上手く使った作品です!!
映画も小説もどちらもおススメです!!【屍人荘の殺人】の感想記事はこちらです!!
これからもミステリー×○○でもっと楽しませてくれる作品が出てくる事を期待しています!!
【箪笥】
バンディー的オススメ度
★★★★★☆☆☆☆☆