映画

ダークな世界観が魅力的な映画!?【ドラゴンタトゥーの女】ネタバレ無し感想!!

ハイ!ど~も、バンディーです!!

今回紹介する作品はデヴィッド・フィンチャー監督作のサスペンス映画【ドラゴンタトゥーの女】をネタバレ無しで紹介していきます!!

すでに観た子事ある作品ですが何故今更改めて【ドラゴンタトゥーの女】を観たかと言うと、以前紹介したダニエル・クレイグ主演の【007 ノータイムトゥダイ】を観終わった後にダニエル・クレイグロスに陥り昔の作品を観なおそうと思ったからです(笑)その中でも【ドラゴンタトゥーの女】の内容をあまり覚えていなかったのでいい機会なので観返した次第でございます!!

一族に起こった悲劇の真相とは・・・!?

概要

  • 作品名:【ドラゴンタトゥーの女】
  • 公開日:2011年12月10日
  • 監督:デヴィッド・フィンチャー
  • 出演:ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラ
  • ジャンル:サスペンス、ミステリー
  • 制作国:アメリカ、スウェーデン、イギリス、ドイツ

あらすじ

経済誌「ミレニアム」の発行責任者で経済ジャーナリストのミカエルは、資産家のヘンリック・バンゲルから40年前に起こった少女ハリエットの失踪事件の真相追究を依頼される。ミカエルは、背中にドラゴンのタトゥをした天才ハッカーのリスベットとともに捜査を進めていくが、その中でバンゲル家に隠された闇に迫っていく。

引用:映画.com

予告

ベストセラー小説の映画化

今作【ドラゴンタトゥーの女】は原作小説があり、スウェーデンで【ミレニアム】シリーズが3部作で映画化されており今作はリメイク作品な訳であります!!

しかも、【セブン】【ファイトクラブ】等の名作を生みだしたデヴィッド・フィンチャーが監督となると面白くない訳がないし、【特捜部Q】等の北欧ミステリーは暗く重厚な作品のイメージなので一体どんな作品になっているか楽しみですよね!?

今作【ドラゴンタトゥーの女】を観てみて気になった方は原作【ミレニアム ドラゴンタトゥーの女】を見比べるのも面白いかもしれませんね!リメイクされるって事は原作が面白かったって証拠ですし、原作は3部作全て映画化されているので続きが気になる方も続編を観てみては如何でしょうか!?

終始ダークな雰囲気の作品

今作【ドラゴンタトゥーの女】は終始ダークな雰囲気が漂う作品でそれに加えてデヴィッド・フィンチャーが監督しているので色合いも演出も作風にピッタリでしたね!しかもリスベットが作風にピッタリでまさに鬼気迫る演技で驚きました!!

作中で描かれる描写は過激な部分もあるのでその点も今作のダークな部分をより盛り立てていますし、一族に昔起こった悲劇の原因が何だったのか余計に気になります!!

ミステリー部分も良かった

今作は【ドラゴンタトゥーの女】は最初ジャーナリストのミカエルのパートと天才ハッカーのリスベットのパート2つの視点で描かれていますが、物語中盤で二人は共にバンゲル家の謎を共に調査していく事になっていきます!

ミカエル一人ではなかなか進まなかった調査がリスベットと共に調査する事で徐々に真相が明らかになっていくのですが、その過程がしっかりミステリー映画として成り立っており、それまでに得た情報から真実を導くのですが、2転3転する真相とミステリーではお馴染みのどんでん返し要素もありましたので安心して観れました!!

さすがはベストセラーが原作なだけあってミステリー部分はしっかりしていたのと、猟奇的な連続殺人事件と事件を追う事で何者かから命を狙われるミカエル等サスペンスの要素もあり緊張感がある作品でもありました!

最後に

今作【ドラゴンタトゥーの女】の主演のダニエル・クレイグを見てしまうとどうしても【007シリーズ】ジェームズ・ボンドを演じているのでそのイメージが強く残っていたのですが、実際に観てみるとジェームズ・ボンドとは全くの正反対な人物で、強くもなくスマートでもなくケガをしたら騒ぎまくるし訴訟を起こされ財産も無くすキャラクターでした(笑)

どうしても超大作等に長年出演しているとそのキャラクターのイメージが人々の脳に焼き付くので新たな作品に出るのも今までのキャラクターを脱却するのもかなり大変だと思います!分かりやすく例を出すと木村拓哉が何を演じても『キムタク』って言われるって言われたら想像しやすいですかね?それでも木村拓哉は【検察側の罪人】【教場】で新境地のキャラクターを演じる事で評価が上がった!?みたいにダニエル・クレイグもこれからジェームズ・ボンドを脱却する演技を見せてくれる事を楽しみに待っておきます!!

後はデヴィッド・フィンチャーの作品の音楽はいつもカッコいいですね!ナイン・インチ・ネイルズトレント・レズナーが手掛けているので納得ですが、今作のオープニングのレッドツェッペリン『移民の歌』のカバーと映像が絶妙にマッチしていて最高でしたので是非とも観てほしいですね~!【テネット】の時もそうでしたがやっぱり映画には音楽の力もかなり重要だと改めて認識しました!!

【ドラゴンタトゥーの女】

バンディー的オススメ度

★★★★★★★☆☆☆

-映画